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この春いよいよ開始「キンドルサービス」


最近、amazonと電子書籍関係の記事が続いていますが
また一つ、気になる記事を読みました

12日月曜日付けの日経流通新聞の一面を飾った
「キンドルが迫る書籍流通改革」
キンドルとは、amazonの電子書籍サービスのことで
すでにアメリカでは一般的なものとなってますよね。
それが、この春、満を持して(?)日本でも
発売となるということです

 

回線はドコモを使うとか。
そのへんはよく分かりませんが…

 

で、新聞を読んで気になったのは、
電子書籍に関しては、
再販制度が適用除外されている
ということです

 

それは、どういうことかというと、

通常、家電とか食品とかそういったものは、
独占禁止法の観点からメーカーがその価格を
決定し拘束することはできません。

 

ただし、書籍、新聞、音楽CDなどは、
それから除外されています。
本の裏を見ると「定価1200円(税別)」
とか既に書いてありますよね。

 

その代わり、ものを所有しているのは
出版社側なので返品制度があるのです。
「価格が決められる代わりに、在庫も責任とってね」
ということですね。

 

そんな中、電子書籍は「情報を売る」ので
その適用から除外されるということです。

 

「ちょっと待った!」をかけるのは、
言うまでもなく出版社側ですよね。
電子書籍の価格競争の中で、今まで維持してきた
出版物の価格が
値割れしてしまう可能性

かなり大きくなってくるからです。

 

事実、講談社などの大手出版社が集まって
4月に電子書籍の共同管理会社を設立とか。


ただ、あくまでもamazonは小売なので
コンテンツがきちんと満たされないと商売になりません。
出版社側がamazonには電子書籍にするための
情報を提供しないとなれば売り場が作れませんから。

なので、キンドルサービスがどんな風に今後展開して
出版社とうまくやっていくのかが
なかなか見ものではないか、と思います

キンドルについては、これで予習しましょう

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