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グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ


ロックな表紙にショッキングピンクの帯。
誰の音楽本かな?と思ったところ…
マーケティング本でした!

何やら糸井重里さんの推薦文が大きく
載っていてこれはかなり気になる…

「グレイトフル・デッドに
マーケティングを学ぶ」
というタイトルを見て、
「グレイトフル・デッド」という名前は知ってるけど
マーケティングに結びつくのかな?
と半信半疑でした。

しかし、読んでみるとなるほどなぁ、の連続。

インターネットの普及によって音楽や文学や
文化がフリーな環境で、みんなでシェアできる
ことで狭いコミュニティを抜け出して、
海を越えてサラッと共有できるようになりました。

グレイトフル・デッドは、そんなこと
インターネットなんかの前から
ずっとゆるくやってたんですよね…

この「ゆるい」という環境が大事なようです。

一つ、本屋目線から気になった記事がありました。

バンドマンのライブでは、非公認グッズを売る
行商人がよく見かけられます。

グレイトフル・デッドはその行商人たちを認め、
フリーに駐車場で販売させました。

ふつうはそんなことしたら公認グッズが売りにくくなるから
アーティストの運営側の取り締まりを受けますよね。

この行為とAmazonの「アマゾン・アソシエイト」が
大変似ているってことです


自分の本屋の中で、別の本屋に売らせる
まさしく、自分も含めたライバル同士を同じ場所に
集めることで、口コミが広がりやすくなるんですね。


う~ん、おそるべし


読み終わった後、糸井さんの帯の言葉に
すごい納得してしまいました

 

グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ
グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ デイヴィッド・ミーアマン・スコット ブライアン・ハリガン 糸井重里日経BP社  2011-12-08
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