江戸の食文化 和食の発展とその背景 (江戸文化歴史検定)/原田信男
2014年06月17日 category : 本・書籍<高価買取情報>
江戸の食文化: 和食の発展とその背景 (江戸文化歴史検定)
原田 信男
買取価格 648円
江戸時代は庶民も楽しんだグルメ社会だった
和食が世界遺産に登録され、世界中が注目する日本の優れた食文化。四季折々の食材を活かし、繊細な美意識を体現する日本の食文化を見直そうという動きが強まっています。
一日三食の生活スタイルをはじめ、現代日本人の食文化の基本は、江戸時代に形づくられたものです。また、江戸時代は一般庶民までが「グルメ」に目覚めた、世界でもっとも進んだ大衆文化社会でした。
本書では、寿司や天麩羅・蕎麦・鰻の蒲焼といった江戸時代に誕生した料理の詳細だけでなく、高級料亭から居酒屋・定食屋・屋台まで幅広く発達した外食文化、調味料の発達とその影響などについて紹介。さらには、肥料やハウス栽培の発明などこれらを支えた生産技術の革新、都市住民の食欲を支えた流通事情と特産物の開発、レシピ本やグルメガイドの流行、年中行事や儀礼と食との関係、江戸の食育や食養生といった文化的側面など、食を取り巻く環境全体について多角的に考察します。巻末では現在も営業を続ける食の老舗や名店なども紹介しています。
江戸文化歴史検定の受検にも役立つ、江戸の食文化の総合資料です。
265年間も続いた江戸時代、仕事がたくさん有り、急激に人口が増え、食文化が急激に変化した時代です。
今で言うファストフードの走りとも言える、立ち食いのお店が登場!
今年11月2日開催の『江戸文化歴史検定』の受験の参考書としても必携。
検定に関してはコチラ!
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
原田/信男 1949年生まれ。明治大学文学部卒業、明治大学大学院文学研究科博士課程退学、博士(史学・明治大学)。札幌大学女子短期大学部文化学科専任講師を経て、国士舘大学21世紀アジア学部教授。『江戸の料理史』(中公新書)で1989年にサントリー学芸賞受賞。『歴史のなかの米と肉』(平凡社選書)で1995年に小泉八雲賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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