想像しがたい…
2014年06月19日 category : エコブックス店長日記
昨日は60日に1回の『庚申の日』
人間は生まれ落ちた時からカラダの中に、三尸(さんし)の虫というものがいるとの事。
この日に眠ると体から虫が抜け出し天帝に悪行を報告し、寿命が縮まるとされています。
その為、庚申の夜は一人でいては眠ってしまうので、貴族の中では碁・詩歌・管弦の遊びを催す「庚申御遊(こうしんぎょゆう)」、庶民は夜通し「宴会」の日でもあったようです。
三尸の虫の形状が…オソロシイ(´д`)
道士の姿(人ですね)、獣の姿、牛の頭に人の足の姿、←何だかわからない形状となっています。
誰が最初に考えたのか…牛&足。
今でこそ、身近では無くなった神事・仏事。ホントはもっと面白いモノがたくさんあるのでしょうね。
次の庚申は8月17日です。ご注意あれ!
外気の温度変化になかなかついていけず、涼しく(むしろ肌寒いくらい)なった夜には、睡魔との戦い、なかなか集中して本も読めずにいたのですが、一気読みオススメ本!
…少し、重たいです。重たい梅雨空のような、じっとりと…でも面白かったです。
何もかも憂鬱な夜に (集英社文庫)
中村 文則
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