作家の読書道をたどれば本棚がわかる
先日のブログの中で、図書館の貸し出し履歴を見られると
恥ずかしいかもしれない、というようなことを書きましたが
他人のプライベートの本棚を拝見するのは、
その人の脳みそを見ているような気分になって
楽しくなることがあります
本屋の仕事をしているといろんな本に出会うので
自分が好きなジャンルしか読まないというように
偏ってしまうことがなくなります。
また、いろいろな分野の本をどんな人が買っていくのか
ということも、なかなか興味深く気になります
本の雑誌社さんのWeb版では
有名作家さんの読書遍歴をインタビュー形式で連載していて、
自分が好きな作家は
一体どんなものを読んできたのだろう?
と気になる人には必見です。
ほとんどの作家さんが無類の本好き
であることが分かっておもしろいです
ちなみに、芥川賞作家の川上弘美さんは
原稿を書いている時間よりも
読書をしている時間の方が長いとか。
とめどなく流れる文体が自然とできあがってしまうことに
納得できます
作家の読書遍歴を知ることは
作家の本棚を知ることにも
つながるんじゃないかな…と思います
この連載は本にもなっているので
読書遍歴を読むなら、
やっぱり紙の本!
という人には
ぜひオススメの一冊です。
作家の読書道 | |
WEB本の雑誌本の雑誌社 2005-10-12 売り上げランキング : 243753 by G-Tools |
←「鉄板入り表紙の本など変わった装丁集めました」前の記事へ 次の記事へ「第2回「twitter文学賞」が決まっていました」→