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再販売価格維持制度とは


ぴとみんです。目


出版、書店業界、古本屋も含め、

必ず、勉強することになるのが、

「再販売価格維持制度」


です。知らない人はなんじゃらほい?

ですね。普通に読めば、販売価格を

維持する制度?定価で売る制度?


実は、メーカーが定価で売るように

小売店や問屋に強制することは、

法律によって禁止されています。


見つかれば、独禁法に触れます。プンプン

小売店が自由に値段を決めて

いいんですね。本だって、安いに

越したことはないと思う人も多い

はずです。20%引きとか。


専門書とか高いですからね。

それに、欧米では本の安売り

ありです。


しかし、独占禁止法上、

公正取引委員会は、


「書籍、雑誌、新聞、

レコード、テープ、CD」


の6品目は定価を売ることを

拘束してもよいと認めているんです。


だから、出版社などは、販売店に

対し、定価で売るようにと
契約を
させているのです


安売りして、契約違反になれば、

取引停止」にもなる恐れもあって、

値引き販売しないのはそのためです。


しかしながら、何も出版社を守るために

公正取引委員会が、定価販売を認めて

いるのではなく、


そういった本やCDなど

教養、文化などクリエイティブなものは

安売りするような商品ではないからです。

良い本であること、

世の中のためになる本

必ずしも売れる本でない

ことは当然ですよね。
売れることばかりを考えると、

売れにくい良書が店頭から消えるため、

多くの消費者が不利益を被ります。

しかし、今はそういった時代

なのかもしれません。

最近は、内容のない本が

平台に蔓延ってます。メラメラ

もちろん、古本としての価値も

たとえ、綺麗でも、新しくても、

限りなく1円に近いことでしょう。

売ることばかり考えるの、

そろそろやめませんか?

(って誰にいってるねんしょぼん

 

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