古書にかかる紙、パラフィン紙とは
2012年07月22日 category : 古本屋関連ネタ・ニュース タグ: 古書 カフェ 岩波
古書店で函入りのの本に保護用(湿気や変色防止のため)
のパラフィン紙がかけてあるのをみかけます。
手にとって見たはいいけど函に戻すときにやぶれやしないかヒヤヒヤもんのあの紙です。
紙をかける側としてはきちんと本のサイズを測って裁断してかけているので・・・
大変手間のかかる作業なのです(-_-;)・・・わかるだけに緊張(笑)
昔の岩波文庫にはつるつるのカバーではなくて
同じパラフィン紙がかけてありましたよね・・・ってご存知の方は・・・
背表紙の☆の色でジャンル、数で値段がわかる仕組みになっていました。
シンプルイズベスト!!
カバーは無いけど帯だけは付いていてキャッチコピーも硬派な文字が並び、
買い手に勝負を挑んでいるような気さえしたものです。
今の本のようにジャケ買いならぬ表紙買いが想像もつかなかった頃のお話でした。
手間を惜しまずお客様を待っている古書店(カフェも併設)のご紹介(^^♪
小路幸也「東京バンドワゴン」シリーズ・・・何冊まで続くかがお楽しみっ!!
東京バンドワゴン (集英社文庫)
小路 幸也
←「青少年読書感想文全国コンクール」前の記事へ 次の記事へ「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」→