2重ローンと地震とホリエモン
ぴとみんです。
2重ローンが社会問題化してますよね。
今回の大震災で家や工場などを失った被災者が、
返済中のローンに加えて、再建の過程で新たな
債務にも苦しむ問題です。
これについては、金融庁が、震災で被災した個人や
企業が破産しなくても債権放棄手続きを進められる
「私的整理ガイドライン」を7月中旬をめどに新設と
方針を明らかにしましたが、早いところ再建支援
してもらいたいところです。
さて、買い取った本の中にこんな本がありました↓
マンガ版 新・資本論 | |
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つい先日、収監されたホリエモンですが、
彼の主張の中にある中で、住宅は、
一貫して賃貸にこだわり続けている。
本書はそんなホリエモンのマネー論。
(マンガ自体はほんとうにつまらない。)
彼の主張のひとつ
「家を買うなんてリスクが大きすぎる」
というもの。その理由のひとつが、
日本は地震大国だから。
年収3、4百万程度の人にも、何千万という借金を
負わせ、35年ローンなら、35年間もの間、儲ける
ビジネスモデルを作った金融機関の「住宅ローン」。
そいった本当の搾取する側の裏のルールを
見破りなさいってのが彼の主張。
出版が2010年11月だから、今回の地震より前だ。
今回の、地震で、家をなくした人はたくさんいる。
その時、もしも、このホリエモンの「新・資本論」を
読んでいたら、家を買うのを買い留まっていた人が、
1人でもいたのかもしれない・・・・。
マンガ版は、内容がほとんどないのですが、一応、
その詳細が書かれた本が、下記の本らしいです。↓
新・資本論 僕はお金の正体がわかった (宝島社新書) | |
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