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ブリタニカ百科事典、書籍出版に幕

2012年03月21日 category : エコブックス店長日記 タグ: ,

百科事典の代表とも言える
ブリタニカ百科事典
がついに書籍出版を終了するということで
世界の出版業界に衝撃を与えました叫び

イギリスのエディンバラで創刊してから
なんと244年もの間、出版し
続けて来たブリタニカえっ

驚きと悲しみの声があちこちから
上がっています。
しかし、ブリタニカでは
今回の出来事は悲しみ
ではなく新しい出発だとしています。

書籍出版は終了しますが、
電子版
は残っていくからですパソコン
売上のピークは1990年だったとか。
ブリタニカを読んだことのある人なら
きっとあの読み応えに時間を忘れたことが
あるはずです時計

歴史や地理が好きな人も様々な情報が
真面目にぎっしり詰まった重たい
百科事典にワクワクしたはずですラブラブ

調べたいものがなくても
なんとなく
開いて読んでみる…

そんな存在はなかなか
確立できないように思います。

これからも電子版で変わりなく読者に
情報を提供し続けてほしいものですね!グッド!

今日はちょっと変わった本をご紹介

現象学の始祖エトムント・フッサールが、
『ブリタニカ百科事典』の求めに応じ、
「現象学」の項目のために執筆した、
ドラマチックな推敲のあとが窺える四つの草稿の集成。

ブリタニカ草稿 (ちくま学芸文庫)
エドムント フッサール 谷 徹

筑摩書房  2004-02-11
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変化しつづけたフッサールの思索が成熟した時点で書かれた本書は、まさに“現象学とは何か”その核心を語る。そのため、完成稿(第四草稿)は、始祖自身による最も完備した好適な入門書ともなっている。これら草稿は、ハイデガーとの共同作業を経て完成したが、とくに第二草稿には両者の一致と相違が如実に現れていて、20世紀を主導した両者の現象学的哲学の本質を考えるための重要なヒントもここにある。

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