読む落語はいかが?
2012年11月13日 category : エコブックス店長日記
「まくら」の名人、と言っても「修学旅行的枕投げ」の名人ではありません。
10代目柳家小三治師匠の噺(はなし)でございます。
落語の本編に入る前の小噺を「まくら」と言うのですが、
小三治師匠のまくらがとにかく面白い(ノ∀`)
羽織の紐に手をかけないでっ!!と思うのも羽織を脱いだらまくらが終わっちゃうから(笑)
…本編も当然面白いんですよ、念のため。
師匠の周りの出来事が特にドラマチックな訳では無いようですが、
趣味がオーディオ、オートバイ、俳句…と、多才な方のようです。
観察眼が違うというか、見る角度が違うというか…やはり名人なんですよ。
1席の噺の内30分超えのまくらも多く、活字になったのがこの本。
落語に馴染みのない方にもオススメです。
ま・く・ら (講談社文庫)
柳家 小三治
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