紙をつなげ!彼らが本の紙を造っている/佐々涼子
2014年07月05日 category : 本・書籍<高価買取情報>
紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている
佐々 涼子
買取価格 648円
「この工場が死んだら、日本の出版は終わる……」
絶望的状況から、奇跡の復興を果たした職人たちの知られざる闘い
第10回開高健ノンフィクション賞『エンジェルフライト』著者、待望の新作!
「8号(出版用紙を製造する巨大マシン)が止まるときは、この国の出版が倒れる時です」
――2011年3月11日、宮城県石巻市の日本製紙石巻工場は津波に呑みこまれ、完全に機能停止した。
製紙工場には「何があっても絶対に紙を供給し続ける」という出版社との約束がある。
しかし状況は、従業員の誰もが「工場は死んだ」と口にするほど絶望的だった。
にもかかわらず、工場長は半年での復興を宣言。
その日から、従業員たちの闘いが始まった。
食料を入手するのも容易ではなく、電気もガスも水道も復旧していない状態での作業は、困難を極めた。
東京の本社営業部と石巻工場の間の意見の対立さえ生まれた。
だが、従業員はみな、工場のため、石巻のため、そして、出版社と本を待つ読者のために力を尽くした。
震災の絶望から、工場の復興までを徹底取材した傑作ノンフィクション。
当たり前に触っている本ですが、その紙は石巻で製造されていました。
震災から3年…今だから言える事、話せる事。
国際霊柩送還士の仕事を描いた作者の待望の新作。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
佐々/涼子
1968年生まれ。早稲田大学法学部卒業。日本語教師を経て、ノンフィクションライターに。2012年『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』で第10回集英社・開高健ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1968年生まれ。早稲田大学法学部卒業。日本語教師を経て、ノンフィクションライターに。2012年『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』で第10回集英社・開高健ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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