死者を弔うということ: 世界の各地に葬送のかたちを訪ねる /サラ・マレー
2014年07月08日 category : 本・書籍<高価買取情報>
死者を弔うということ: 世界の各地に葬送のかたちを訪ねる
サラ マレー Sarah Murray
買取価格 1166円
自身の父親の死を契機に、フィナンシャルタイムスのベテラン記者だった著者は、世界各地にさまざまな「葬儀」の姿を訪ね歩いた。文化や社会によってきわめて多種多様なかたちをもつ儀式の歴史的経緯もたどりつつ、人間にとっての「死」と「死者」の意味を問う。ルポルタージュ風に綴られた文章は読みやすく臨場感があり、多様な死の儀式を追体験するうちに、いつか私たち自身の「死」に思いをいたらせてくれる好著。
最近、日本では葬儀のカタチが大きく変わってきているようです。
家族だけで済ませる家族葬といったものや、病院で亡くなった後、自宅に戻る事もなく火葬場という直葬というものもあると聞いています。
賛否両論はあるかと思いますが、住居環境や経済的な問題なども考えると、簡単に判断できる事ではないようです。
改めて死の儀式について考える1冊です。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
サラ・マレー
作家、ジャーナリスト。元フィナンシャルタイムズの記者。ビジネス・社会・環境の論者としてニューヨーク・タイムズやウォールストリート・ジャーナルなど紙誌にも寄稿。執筆や取材で訪れた国は二十か国を超える
作家、ジャーナリスト。元フィナンシャルタイムズの記者。ビジネス・社会・環境の論者としてニューヨーク・タイムズやウォールストリート・ジャーナルなど紙誌にも寄稿。執筆や取材で訪れた国は二十か国を超える
椰野/みさと
早稲田大学第一文学部卒。英語教育系出版社勤務をへて、現在は学術書を中心にした編集職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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