幸福論 アラン/村井章子
2014年08月02日 category : 本・書籍<高価買取情報>
幸福論
アラン 村井 章子
買取価格 583円
2012年4月23日から同年9月7日まで日経ビジネスオンラインに土日を除く毎日連載された『毎日読むアラン「幸福論」』の書籍化。連載終了時には絶賛の読者コメントが17付いた人気連載だった。
アランといえば『幸福論』と言われるほど、いろんな人の訳で長く親しまれてきた本書を翻訳家・村井章子が意欲的な翻訳に取り組んだ。有名な「名馬ブケファロス」のくだりは、こうだ。「赤ん坊が泣いてどうにも手がつけられないと、乳母はその子の性質や好き嫌いについて、いろいろとうまいことを思いつく。ついには遺伝まで持ち出して、この子はいまからお父さんそっくりだ、などと言う。こんな具合にあれこれ推理力を働かせているうちに、おむつに刺さったピンを見つける――何のことはない、原因はピンだったのである。」
何事も望むのに遅すぎるということはない。もう深刻ぶるのはやめてのんきにやろう。画期的新訳で読む幸福論。もっとも新しい古典哲学。
名作の復活です。幸せになるのに技術はいらない。ささいな不幸に振り回されない。
悩んで立ち止まる前に読んでおきたい一冊。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
アラン
1868‐1951。フランスの哲学者。本名はエミール=オーギュスト・シャルティエ。アランはペンネーム。高等師範学校を卒業後、フランス各地のリセ(高等中学校)で教鞭を執る。ルーアン滞在中に地元新聞に週に1回、日々の出来事についての考察(プロポ)を掲載。この短文形式がアランの思想を表現するものとなり、フランス散文の傑作と評されている。第一次世界大戦では46歳で志願兵となっている
1868‐1951。フランスの哲学者。本名はエミール=オーギュスト・シャルティエ。アランはペンネーム。高等師範学校を卒業後、フランス各地のリセ(高等中学校)で教鞭を執る。ルーアン滞在中に地元新聞に週に1回、日々の出来事についての考察(プロポ)を掲載。この短文形式がアランの思想を表現するものとなり、フランス散文の傑作と評されている。第一次世界大戦では46歳で志願兵となっている
村井章子
翻訳者。上智大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
←「早起きは何となく得…」前の記事へ 次の記事へ「北京から来た男/ヘニング・マンケル」→