吾輩ハ、ナニニナル?
2014年09月04日 category : エコブックス店長日記
9月になり、今年も残すところ4ヶ月な訳で・・・
西日本のみ11年ぶりの冷夏との発表に頷いてみたりしております。
確かにこちらではあまり暑い〜っ!!ってカンジではなく、お盆過ぎから急に秋めいてきております。
さて、読書には最適な気候になってまいりました。
ためていた本を毎晩片付けて読んでおりますが、どれもこれもヒットが多く、どれから紹介しようかと迷うばかりです。
直近の大当たりは「我輩ハ猫ニナル」横山悠太著
『第57回群像新人文学賞受賞作』『第151回芥川症候補作』
日本語と中国語のミックス文学!
今までにない手法で書かれてますが、これが面白い!
ルビと注釈が面白い本とは…手機(ケータイ)、有鎖版(simロックの事)などなど…
中国に住むハーフの主人公がヲタクの聖地秋葉原へ行くという話。
何げに漱石リスペクト有り、文化論有り、ページ数は多くはないですが、ぎっちり詰まっているので再読必至。
文學界に大物新人登場…期待の新人です。
吾輩ハ猫ニナル
横山 悠太