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壁と孔雀/小路幸也

2014年09月02日 category : 本・書籍<高価買取情報> 

壁と孔雀 (ハヤカワ・ミステリワールド)
小路 幸也
4152094788

買取価格 820円

自ら入った座敷牢で、その美しい子供は言った。 「僕がお母さんを殺した」 なぜそんな見え透いた嘘をつく? 因習にとらわれた町で痛い真実と優しい嘘が交錯する、用心棒と少年の『宿命ミステリ』

警視庁SPの土壁英朗は仕事の負傷で休暇を取り、幼い頃両親の離婚で別れたまま2年前に事故死した母の墓参りに赴く。北海道にある母の実家は町を支配する名家で、今は祖父母と小5の異父弟・未来が住んでいた。しかし初めて会う未来は自分が母を殺したと告げ、自ら座敷牢に籠もっていた。その真意とは…

さらに町では謎の事故が相次ぐ。信じるべきものがわからぬまま、英朗は家族を護るため立ち上がる。

 

『宿命ミステリ』と聞いて、まっさきに浮かんだのが松本清張の「砂の器」です。

何度かのドラマ化・映画化でご存知の方も多いかと…

あの手の話だと読後がずっしり来る事が多いです、しかし、今度の書き手は長くなった「東京バンドワゴンシリーズ」の小路幸也氏。

きっと何か腹にストンと落ちる話になっているのでは…

未読ですが裏切らない著者に今度も期待大!

読後の感想はまた、店長日記にて発表予定です。

 

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

小路幸也
1961年北海道生まれ。2002年『空を見上げる古い歌を口ずさむpulp‐town fiction』でメフィスト賞を受賞しデビュー。温かい筆致と著者独自の優しい目線で描かれた小説は、ミステリから青春小説、家族小説と幅広い。連続テレビドラマ化もされた『東京バンドワゴン』シリーズでブレイクし、いまもっとも注目される書き手の一人。『僕は長い昼と長い夜を過ごす』(早川書房)は特異体質の青年が偶然手にした2億円を巡って裏社会の刺客に立ち向かう話だったが、本作は一変、舞台の〈来津平町〉からも連想されるとおり、著者の愛するクイーンを意識した血の宿命の物語となっている。 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

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