ロスジェネの逆襲/池井戸 潤
2013年11月12日 category : 本・書籍<高価買取情報>
買取価格218円
この本のタイトルにもあるロスジェネとはなんだろうか?
ロスジェネとは、「ロストジェネレーション」の略で、
2004年頃の就職氷河期の時代に、社会に飛び出した人たちのことだそう。
彼らは、バブル時代に大量雇用され、現在の管理職につくオッサンたちを、
「使えない」「時代が良かったから入社出来たやつら」
「会社はこいつらを雇ってるから業績が上がらないんだ」と、批判する。
しかし実際は、上司であるバブル組のオッサン達には歯向かえないでいる悲しい若者達。
それがロスジェネである。
ときは2004年。銀行の系列子会社東京セントラル証券の業績は鳴かず飛ばず。そこにIT企業の雄、電脳雑伎集団社長から、ライバルの東京スパイラルを買収したいと相談を受ける。アドバイザーの座に就けば、巨額の手数料が転がり込んでくるビッグチャンスだ。ところが、そこに親会社である東京中央銀行から理不尽な横槍が入る。責任を問われて窮地に陥った主人公の半沢直樹は、部下の森山雅弘とともに、周囲をアッといわせる秘策に出た―。直木賞作家による、企業を舞台にしたエンタテインメント小説の傑作!
池井戸 潤 (イケイド ジュン)
1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒業。1998年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を受賞。2011年『下町ロケット』で第145回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)