いよっ!矢来町~
2013年07月06日 category : 古本屋関連ネタ・ニュース
落語を聞いていたところ気になる言葉が耳に…
「…古本屋さんの匂いが好きですね~」
なんてステキなフレーズ(^^♪
「…休みの日には古道具屋さんを覗いて、お蕎麦屋さんでお酒を少々、
夕方から映画を1本見て過ごす…」
まさに『おとなの休日』
散歩のコースはさしずめ神保町あたりでしょうか、憧れますね~
三代目古今亭志ん朝「火炎太鼓」(古道具屋さんが主役)の枕です。
江戸の粋そのもの…の師匠でしたが、大のドイツ好きとしても有名。
落語家で最初に外車を乗ったのも師匠でした。
ここ2週間毎晩のように志ん朝三昧(*^_^*)
歯切れの良い口調は耳に心地よく、何回聴いても飽きる事なく…
こういう人が名人なのですね。
古本屋さん、古道具屋さんの匂い、確かに独特の匂いがあります。
物自体が持つ時間の匂いとでもいうのでしょうか、落ち着く匂いではあります。
こんな感じを文章で表現するとしたら…
随筆でもあり、SFのショートショートのようでもあり…
不思議空間ができてしまう「内田百閒」
百鬼園百物語: 百けん怪異小品集 (平凡社ライブラリー (789))
内田百けん 東 雅夫
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