レンタルビデオ「ウェアハウス」の立ち上げ
ぴとみんです。
昨日の続きの馬場正信さんのお話です。
うまくいっていた、ほっかほっか亭FC11店舗、
ミスタードーナツFC1店舗を全部売却して、会社
の事業をビデオ1本にすることに決めたそうです。
1982年、会社はレンタルビデオの事業を始め、
当時、ミスタードーナツの店長だった馬場さんが、
兄から全く経験のない、レンタルビデオ店の
店長を任され、試行錯誤の日々が続きました。
FCをすべて売却して、レンタルビデオ事業1本に
しようと決めた理由は、儲かる商売だと
気づいたから。
ミスタードーナツの時に、人気によって商品を分類し、
人気商品はいつも店頭から切らさないようにしていた
考え方をビデオ店に応用して、新作ビデオの複数
仕入れを試みたり、改善。みるみる売上UP。
(当時、同一タイトルの複数仕入れは常識外だった)
1日の売上が50万円という日もあり、外食産業で、
1日50万円も売上があると、もうヘトヘトだそうです。
朝から晩まで働きづめ・・・。
ところが、ビデオ店での50万は、まったく
疲れていないことに気づきました。
これはすごいと・・・。
レンタルビデオ黄金時代ですね。
(1985年~2000年)
それで、弁当店11店とミスタードーナツ1店を
全部売却して、会社の事業をビデオ1本に
することになったそうです。
1986年にはレンタルビデオ
「ウェアハウス」の立ち上げ。
彼は、創業時の兄の会社に450万円を出資。
それが上場するという夢を実現
させ、辞める時には2億円になったそうです。
ちょうど、2000年に、ネットカフェ、アプレシオを
馬場さんは立ち上げてます。上場してすぐですね。
株式会社ウェアハウス(シチエから社名変更)
2000年 東証2部上場
2003年 東証1部に指定替え
調べると、現在は、ゲオの子会社です。
2010年 株式会社ゲオが
ウェアハウスに対し、TOB実施。
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