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古本屋さんの喜び

2009年03月09日 category : 古本屋関連ネタ・ニュース タグ: , ,


ぴとみんです。≧(´▽`)≦

さて、古本屋さんの喜びとは何でしょうか。

わたしと同業の人はこのように語っています。ヾ( ´ー`)


「本も人間だと思えばよい。いや本は人間なんですよ。

ごらんなさい、この本の輝き。光り。私に見出されて

喜んでいる。(中略) 本も嬉しいだろうが、私も嬉しい。

私はね、見知らぬ同士の、このいっしゅんの出会いが

生き甲斐で、市場に出かけてくるんです。古本屋には、

3つの喜びがある。本を仕入れるとき、その本を自分の

棚に並べているとき、首尾よくその本が売れたときと、

この3つです。」


この引用は、実際に古本屋で、直木賞を受賞した

出久根達郎の「佃島ふたり書房」の1節です。

佃島ふたり書房 (講談社文庫)


うまく言い表したものです。わたしも、古本をやってて、

本を仕入れるとき、その本を自分の棚に並べているとき、

また、その本が売れたとき、この3つ喜びわかります。


そこに古本屋の楽しさがあると思います。

同じ本屋でも、新刊書店はそうはいきません。( ̄▽ ̄)=3


というのも、決まりきった本が、取次ぎから送られてくる

だけなので、仕入れの喜びもなく、新しい本というだけで、

中には、ゴミ本やつぶし本などもあって、棚に並べるのも、

つまらなくて、その本が売れても、利益は少なく、たとえ、

売れなくても取次や出版社に返品するだけ・・・。。(´д`lll)


古本屋と新刊書店の喜びは天と地の差があります。

だから、新刊書店員だった人が独立して古本屋を開業

する人が多いのです。o(;△;)o




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