古本屋さんの喜び
ぴとみんです。≧(´▽`)≦
さて、古本屋さんの喜びとは何でしょうか。
わたしと同業の人はこのように語っています。ヾ( ´ー`)
「本も人間だと思えばよい。いや本は人間なんですよ。
ごらんなさい、この本の輝き。光り。私に見出されて
喜んでいる。(中略) 本も嬉しいだろうが、私も嬉しい。
私はね、見知らぬ同士の、このいっしゅんの出会いが
生き甲斐で、市場に出かけてくるんです。古本屋には、
3つの喜びがある。本を仕入れるとき、その本を自分の
棚に並べているとき、首尾よくその本が売れたときと、
この3つです。」
この引用は、実際に古本屋で、直木賞を受賞した
出久根達郎の「佃島ふたり書房」の1節です。
うまく言い表したものです。わたしも、古本をやってて、
本を仕入れるとき、その本を自分の棚に並べているとき、
また、その本が売れたとき、この3つ喜びわかります。
そこに古本屋の楽しさがあると思います。
同じ本屋でも、新刊書店はそうはいきません。( ̄▽ ̄)=3
というのも、決まりきった本が、取次ぎから送られてくる
だけなので、仕入れの喜びもなく、新しい本というだけで、
中には、ゴミ本やつぶし本などもあって、棚に並べるのも、
つまらなくて、その本が売れても、利益は少なく、たとえ、
売れなくても取次や出版社に返品するだけ・・・。。(´д`lll)
古本屋と新刊書店の喜びは天と地の差があります。
だから、新刊書店員だった人が独立して古本屋を開業
する人が多いのです。o(;△;)o
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