奇書であり稀書~推理小説三大奇書
2012年08月02日 category : 古本屋関連ネタ・ニュース タグ: ドグラ・マグラ,奇書,
ひと昔前、古書店修行中にたった一度だけ白い手袋を使用した本があります。
TVのなんとか鑑定団で「これはっ!!」という時に使用されるあの手袋です。
その本とは…
「ドグラ・マグラ」
著者名:夢野久作
出版元:松柏館書店
函無しのため買取価格は少し下がっていたようですが、ΟΟ万円っ!?(詳細は㊙のためm(_ _)m)
怪しいオーラをまとった本でしたが、その当時はあまり『ありがたみ』を感じられず、後日文庫化されたモノを読んでみましたが何回かチャレンジするもザセツ(泣)
個人的にも奇書になってしまいました(|| ゚Д゚)トラウマー
バブルはとっくにはじけてしまった後の話ですが、好事家の方に引き取られて行きました。
本としての目的を果たしている事を祈るばかりです。
もしかしたらお手元に眠っているかもしれませんよ・・・推理小説三大奇書
• 夢野久作 『ドグラ・マグラ』(1935年)
• 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』(1935年)
• 中井英夫 『虚無への供物』(1964年) – 初刊時は「塔晶夫」名義
ドグラ・マグラ (まんがで読破) 黒死館殺人事件 (河出文庫) 虚無への供物 (講談社文庫)
夢野 久作 バラエティ・アートワークス 小栗 虫太郎 中井 英夫
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