涼宮ハルヒの「ザ・スニーカー」休刊へ
ぴとみんです。
あの「涼宮ハルヒ」を生んだ角川書店の
ザ・スニーカー休刊らしいです。
発行部数は、2万部とありますから、
実売は5~7千部でしょうか。
フリーペーパー並ですね。
休刊やむなしかもしれません。
ウェブの活用や電子書籍での展開
などに力を入れていくそうですので、
既存事業と顧客を奪い合うことになります。
紙の雑誌 VS ウェブ雑誌
それは時に、カニバリズムと生みます。
ネットに移行すれば、顧客が流れて、
既存の紙の売上が落ち込む。
出版社は試練の時ですね。
ソフトバンクの孫さんは、出版業を創業時
からやっており、会社の利益の70%までも
占める時期もあったそうです。しかし、一時、
23誌もあった雑誌をすべて廃刊したそうです。
それは来るべきネット時代に備えて、
いずれ売上が落ち込むと見越し、
ネットに全力を注ぎました。
そして、孫さんが立ち上げた雑誌の
代わりのIT関連ニュースサイトが、
ITmedia でした。
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<角川書店>「ザ・スニーカー」休刊へ
「涼宮ハルヒ」生んだラノベ雑誌18年で幕
角川書店のライトノベル誌「ザ・スニーカー」が、28日発売の
4月号で休刊することが明らかになった。
ザ・スニーカーは93年4月創刊。「涼宮ハルヒの憂鬱」など
多くのヒット作を生み出し、現在は隔月で刊行しており、
アニメ化予定の「ダンタリアンの書架」などの作品を抱えて
いる。日本雑誌協会によると現在の発行部数は約2万部。
ザ・スニーカーの坂本浩一編集長は「今後は文庫ライン
アップのさらなる拡充、ウェブの活用や電子書籍での展開
など、読者のニーズに迅速に対応した企画を強化していき
ますので、応援のほどよろしくお願いいたします」と話して
いる。
角川グループホールディングスは、iPadやiPhone向け
アプリケーション「BOOK☆WALKER」を昨年12月から展開。
SNS大手のグリーとの提携を発表するなど電子書籍に力を
入れている。
(毎日新聞デジタル 2月25日(金)17時47分配信)
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