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EコマースサイトのNo,1はどこか?

2009年03月22日 category : 古本屋関連ネタ・ニュース タグ: ,

ぴとみんです。 今日は、Eコマースサイトの

売上について見てみましょう。ドンッ


日本のEコマースサイトのNo,1は

どこかご存知ですか?


ネットに詳しい方は、すでにご存知の方も多いでしょう。

そうです。ぴとみんも出店している「Amazon.co.jp」です。


2000年11月に開設したAmazon.co.jpですが、

2008年度売上は、2500億円!


はっきりいって独走状態です。ありえない金額です。

取扱い品目が総合ショップに変わってきていますが、

書籍のみでも、半分としても1,250億円ですよね。

常に書籍だけで50~70%の売上はあったはずだから。


これは、ネットだけでなく、リアル店舗を含めても

業界1位に躍り出てしまったということでしょう。


【リアル店舗 + ネット店舗】


第1位 Amazon.co.jp 1,250億円(2008年度推定)



第2位 紀伊国屋書店 1,198億円(2008年度)



第3位 丸善       1,025億円(2008年度)

わたしは、個人的には、小さい頃から、紀伊国屋書店は好きでした。

大阪で育ったので、紀伊国屋の梅田店が近くにあり、よく行きました。


しかし、今となってはどうでしょう。残念ながら、個人的にも、

アマゾンで書籍を購入することの方が多いです・・・。叫び

紀伊国屋書店は、確かに大きなお店ですが、それでも、

ほしい本が見つからないことが多いです。。(´д`lll)


店員は、レジに忙しく、相談に乗ってくれる店員さんなんかいません。

それに比べ、Amazonは、検索すれば、関連本などおすすめして

くれたり、読んだ人のレビューまで読めますからね。


この違いでしょうか・・・。グッド!


わずか8年足らずで業界No1になれるなんて、ネットの力は

恐ろしいですね。しかしながら、それは、Amazon独自の専売特許

でもなく、紀伊国屋書店でも、丸善でも、同じ環境にあったはずです。


その勝敗を分けたものは何だったのでしょうか?

そのへんを最近、ぴとみんは勉強しております。目



丸善が、ネット書店から撤退したのは、前の記事で書きました。

紀伊国屋書店のネット店舗は、一応、右肩あがりで、売上は

ばしているみたいですが、取次の栗田出版にも追い抜かれる

ようになってきました。卸会社が小売店の商売の邪魔をしても

許される時代になったのでしょうか。ぴとみんはわかりません。


ブックサービス(栗田出版) 54億83千万円(08年度)

紀伊国屋Book web    54億23千万円(08年度)

同じ頃に始めたサービスが、アマゾンに圧倒的な差をつけられ、

リアル店舗との総合でも負けてしまった紀伊国屋書店。

取次までもが、ネット書店に参入し、追い抜かれてしまう。


今後、どのようになるのでしょうか。ヾ( ´ー`)

わたしは、結局は、数年前から言われている「ロングテール」

の法則を実践した人が勝ち組になれる気がします。

(もちろん、これだけじゃないですが)


「ロングテール」のことを詳しく知りたい方は、わたしも、

何度も読んだ下記の名著を読んでみてはいかがでしょうか。


「ロングテール」を提唱した米IT誌『ワイアード』の編集長が、

ロングテールが経済に与える影響を解説した一冊。アップ
ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略




以上、また次回よろしく。(‘-^*)/



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人文社会学系学術書・ビジネス書専門

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