EコマースサイトのNo,1はどこか?
ぴとみんです。 今日は、Eコマースサイトの
売上について見てみましょう。
日本のEコマースサイトのNo,1は
どこかご存知ですか?
ネットに詳しい方は、すでにご存知の方も多いでしょう。
そうです。ぴとみんも出店している「Amazon.co.jp」です。
2000年11月に開設したAmazon.co.jpですが、
2008年度売上は、2500億円!
はっきりいって独走状態です。ありえない金額です。
取扱い品目が総合ショップに変わってきていますが、
書籍のみでも、半分としても1,250億円ですよね。
常に書籍だけで50~70%の売上はあったはずだから。
これは、ネットだけでなく、リアル店舗を含めても
業界1位に躍り出てしまったということでしょう。
【リアル店舗 + ネット店舗】
第1位 Amazon.co.jp 1,250億円(2008年度推定)
第2位 紀伊国屋書店 1,198億円(2008年度)
第3位 丸善 1,025億円(2008年度)
わたしは、個人的には、小さい頃から、紀伊国屋書店は好きでした。
大阪で育ったので、紀伊国屋の梅田店が近くにあり、よく行きました。
しかし、今となってはどうでしょう。残念ながら、個人的にも、
アマゾンで書籍を購入することの方が多いです・・・。
紀伊国屋書店は、確かに大きなお店ですが、それでも、
ほしい本が見つからないことが多いです。。(´д`lll)
店員は、レジに忙しく、相談に乗ってくれる店員さんなんかいません。
それに比べ、Amazonは、検索すれば、関連本などおすすめして
くれたり、読んだ人のレビューまで読めますからね。
この違いでしょうか・・・。
わずか8年足らずで業界No1になれるなんて、ネットの力は
恐ろしいですね。しかしながら、それは、Amazon独自の専売特許
でもなく、紀伊国屋書店でも、丸善でも、同じ環境にあったはずです。
その勝敗を分けたものは何だったのでしょうか?
そのへんを最近、ぴとみんは勉強しております。
丸善が、ネット書店から撤退したのは、前の記事で書きました。
紀伊国屋書店のネット店舗は、一応、右肩あがりで、売上は
伸ばしているみたいですが、取次の栗田出版にも追い抜かれる
ようになってきました。卸会社が小売店の商売の邪魔をしても
許される時代になったのでしょうか。ぴとみんはわかりません。
ブックサービス(栗田出版) 54億83千万円(08年度)
紀伊国屋Book web 54億23千万円(08年度)
同じ頃に始めたサービスが、アマゾンに圧倒的な差をつけられ、
リアル店舗との総合でも負けてしまった紀伊国屋書店。
取次までもが、ネット書店に参入し、追い抜かれてしまう。
今後、どのようになるのでしょうか。ヾ( ´ー`)
わたしは、結局は、数年前から言われている「ロングテール」
の法則を実践した人が勝ち組になれる気がします。
(もちろん、これだけじゃないですが)
「ロングテール」のことを詳しく知りたい方は、わたしも、
何度も読んだ下記の名著を読んでみてはいかがでしょうか。
「ロングテール」を提唱した米IT誌『ワイアード』の編集長が、
ロングテールが経済に与える影響を解説した一冊。
ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略
以上、また次回よろしく。(‘-^*)/
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人文社会学系学術書・ビジネス書専門
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