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電脳せどりと在庫切れ

2011年06月28日 category : 古本屋関連ネタ・ニュース タグ: ,

ぴとみんです。


なんだか最近、リアルな店舗では、同業者の

競争が激しく、仕入れがほとんどできないからと

電脳せどりをする人が増えているそうです。


電脳せどりといってもやり方は、いろいろあります。

例えば、アマゾンで、在庫切れの商品を狙って、

他のネット書店などから仕入れてくる方法。


そういったツールまで出回ってます。

月数千円から、買い切り1万円とか。


しかし、アマゾン在庫切れ=わ~い(‐^▽^‐)

とならないところが商売と難しさだと思います。


ツール業者は、アマゾン在庫切れ=儲かる

煽っていますが果たしてそうでしょうか・・・。

(アフェリエーターもやたら煽ります)



アマゾンが日本に上陸した時、黒船が来たと、

大手取次ぎはアマゾンと取次ぎをするのを

嫌がりました。日販とかトーハンです。



なんとか、中堅どころの大阪屋が取り次ぎ

として、取引することになりましたが、かなり、

当時のアマゾンは在庫切れが多かったです。



業界では、日販とかトーハンが牛耳っているので、

大阪屋では商品調達力が低く

新刊本でも手に入らないことがありました。



在庫切れ狙いの電脳せどりがうまくいった

のは、2008年くらいまでじゃないでしょうか!?


2008年ぐらいから日販が、アマゾンは儲かると

いうことで、ひそかに交渉をすすめ新刊本など

すべて請け負うことになりました。



それ以来、アマゾンの在庫切れ問題は解消。

もっぱら検索して在庫切れなのは、


絶版本(売れなくて廃番になった本)

ランキング後位(売れにくい本)


ばかりとなりました。


今年に入ってから、セラーがインデックスを作れる

ようになってからは、さらに絶版本数が増えました。



ぴとみんは、そのような絶版本や

ランキング後位の本を電脳せどり

しても、儲かるとは到底思えません。



さらに近年、アマゾンの経営戦略として、

ロングテール切りを始め、売れにくい本は、

自ら、在庫切れにしていってるのです。

(在庫切れが増えて当然ですね(´0ノ`*))



また、売れ筋本で、アマゾン在庫切れなのは、

たまたま、何か話題になって注文が殺到した

場合であって、そういった場合、大抵、他の

ネット書店も在庫切れな場合がほとんどです。




ですので、結論として、在庫切れ狙いの

電脳せどりは、荘子の言葉にありますように、

労して功無しだと思います。ガーン
このやり方で儲けている人いるんでしょうか・・・。


ということで、今日は、荘子の本をご紹介↓

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