適正価格について
2007年09月22日 category : エコブックスお知らせ
最近、「7つの習慣」という本を販売しました。
- 7つの習慣―成功には原則があった!/スティーブン・R. コヴィー
- ¥2,039
- Amazon.co.jp
内容はともかく、異常なほどの売れ筋本のようです。
Amazon.co.jp ランキング: 本で73位 (9月21日時点)
73位という数字は、「出品すれば数時間で売れる」
という数字です。
最安値は、400円~500円で取引されていますが、非常に
コンデションもよかったので、1280円で出品したところ、
数時間とまではいきませんでしたが、やはり数日で売れて
しまいました。
400円~500円で取引されている本が何冊もあるというのに、
2倍以上の価格で、あえて当店の渋谷書店から購入して
頂けるのは本当にありがたいことです。
しかしながら、今回の売れ筋本もそうですが、流行本だけ
でなく、名著や良書が適正価格で売られていない市場を見る
と少し悲しくなります。
もちろん、適正価格というのは市場が決めるのでしょうが、
競争が激しいと当然、値崩れが起こり、価格の下落が起こります。
当店の渋谷書店は、市場最安値を掲げておりますが、あくまで
低価格の先導者ではなく、コンディションも考慮し、
「適正価格」の範囲内で市場最安値を実践
していきたいと思います。
よくアマゾンで売られている1円本など、明らかに「適正価格」
ではないですよね。売る側からしたら、価値がないって意味
ですからね。著者が見たら泣きますよ、きっと。
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