歴史の温もり 安岡章太郎歴史文集/安岡章太郎
2014年01月21日 category : 本・書籍<高価買取情報>
歴史の温もり 安岡章太郎歴史文集
安岡 章太郎
買取価格 684円
明治維新から現代まで、日本人の心層に脈々と流れ続ける普遍的なものを見続けた時代と人間を描く歴史エッセイ集。
公開インタビューにて好きな作家は?と訊かれた村上春樹氏の答えが…(昨年5月京都大学講演にて)
「文章がうまい夏目漱石、谷崎潤一郎。それと安岡章太郎。嫌いな作家は川端(康成)、三島(由紀夫)。生理的にダメ。
村上龍の『コインロッカー・ベイビーズ』を読み、こんな本を書きたいと仕事を辞め、小説一本にしました」
初期作品のイメージが強く、今で言う「落ちこぼれ(なおかつ不良)」
たしか、現国の資料にもそんな感じの事が書かれていました。中・後期作品未読の方には是非読んでいただきたい!(春樹ファンにも)
独特の歴史意識が流麗な文体でつづられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
安岡/章太郎 1920年生まれ、2013年没。日本芸術院会員。高知県出身。1953年「悪い仲間」「陰気な愉しみ」で芥川賞受賞。同時期に文壇に登場した、遠藤周作、小島信夫、吉行淳之介、庄野潤三らとともに、「第三の新人」と呼ばれる。井伏鱒二、小林秀雄などとも交流があり、対談の名手でもあった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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