戦争俳句と俳人たち/樽見博
2014年02月11日 category : 本・書籍<高価買取情報>
戦争俳句と俳人たち
樽見 博
買取価格 1008円
言語が統制され、戦時体制が国全体を覆うとき、前線で、銃後で、彼らは何をどう詠んだのか。
時代の重圧が表現者たちに与えた影響を克明に辿る、初めての包括的研究。
銃後*という言葉を聞いてもわからない人が増えているかと思います。(私自身も戦争に関しては聞いた話のみです。)
* 戦場の後方。直接戦闘に携わっていないが、間接的に何かの形で戦争に参加している一般国民の事。
時間がある時にNHKの朝の連ドラを見ているのですが、今、ちょうど戦争が始まって食べ物が配給になり、建築材料の鉄が不足して困っているという話になっています。(主人公は無いなりにご馳走を工夫中)
生活そのものの食べ物が不自由になるばかりではなく、言葉さえ自由に使えなかった戦中…想像する事すら困難です。
今まで明かされなかった戦争俳句に関する研究書です。
著者について
樽見 博 昭和29年、茨城県生まれ。法政大学法学部政治学科卒業。昭和54年1月、日本古書通信社に入社、故八木福次郎の下で雑誌「日本古書通信」の編集に携わる。平成20年4月より編集長。著書に『古本ずき』(私家版)、『古本通』『三度のメシより古本!』『古本愛』(以上、平凡社)がある。俳句同人誌『鬣(たてがみ)』のエッセイ・評論部門同人。
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