インザ・押入れ!
2014年03月27日 category : エコブックス店長日記
増税前1週間という事で、色んな物を買い置きしています。
スーパーなどでも、商品価格が税抜きの表示に変わっていたりして、購買意欲はいやが応でも煽られております。
しかし、備蓄するにも限度はあるもので、そうそう置く場所もないんですよね。
昔の家って納戸とか押入れとか、天袋とか、今では呼び名さえ忘れられているような、何かとモノを入れる空間が多かったよね、なんて昭和の作りを思い出しながら、志の輔師匠の『ディアファミリー』を聴いておりました。
迷惑な贈り物にまつわる噺、押入れからいろんなモノが出るわ出るわ…師匠の描く奥様が最高です!
そんなおり、前々から気になっていた本のタイトル(*゚▽゚*)
ズバリっ!「押入れのちよ」萩原浩著
怖い話かと思い、恐る恐る読み出したのですが…引越し先の押入れにいるんだわ…おかっぱ、和服の…明治生まれの女の子が…
「ちよちゃん」なら居てもらってもかまわないかな、と思うようなお話、全9編からなる短編集。
押入れのちよ (新潮文庫)
荻原 浩
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