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「言海」を読む ことばの海と明治の日本語/近野真二

2014年07月26日 category : 本・書籍<高価買取情報> 

「言海」を読む ことばの海と明治の日本語
今野 真二
4047035424

買取価格 486円

明治24年に完成した『言海』は、日本初の近代的国語辞典といわれる。五十音順の配列を採り入れたことでも知られ、漢語と和語とに使う活字を変えるなど、細部にわたって編纂者・大槻文彦のこだわりがみられる。大槻は、何を目指していたのか。『言海』に収録されたことばと夏目漱石、北原白秋らの文学作品を対照しながら、“日本普通語ノ辞書”『言海』の魅力と明治の日本語の姿を活き活きと描き出す。

 

少し前に三浦しをんの「舟を編む」という、辞書を作っていく人々を描いた小説がありました。

映画化もされたので記憶に新しいかもしれません。

とにかく地味で気の遠くなるほど根気のいる作業…いつも単語カードと鉛筆を持っているマジメ君の姿が浮かびます(映画では松田龍平でした)

当たり前に使っている辞書の五十音順が明治になってからというのも驚きです。

Webで調べる事も大事ですが、たまには辞書を思い出すのも良いのでは…

 

 

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

今野真二
1958年、神奈川県生まれ。1986年、早稲田大学大学院博士課程後期退学。高知大学助教授を経て、清泉女子大学文学部日本語日本文学科教授。専攻は日本語学。著書は『仮名表記論攷』(清文堂出版、第30回金田一京助博士記念賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

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