「のど」「みみ」そして「遊び紙」???
2012年11月29日 category : 古本屋関連ネタ・ニュース
あちこちで冬の街を彩るイルミネーションがキラキラ(☆∀☆)
一般のご家庭でも珍しく無くなってきましたね…
陽の暮れるのは早くなりましたが、キラキラを楽しむ時間が増えました。
さて突然ですが、クイズです( ̄▽ ̄)
問:「のど」「ひら」「はなぎれ」とは?
本のどの部分を指す言葉でしょうか?
正解は本文の最後に(^O^)
普段何げに手にとっている本ですが、印刷、加工、製本の過程で細かい名称がつけられています。
他にも「耳」「遊び紙」「天」「地」などなど…
奥付の部分に「乱丁・落丁本は、ご面倒ですが云々」の防止のための「背標」というのもあります。
「背標」は本をバラさないと見ることはできません。
電子ブックだと「乱丁・落丁」も無い代わりに、このような優雅な名称も無いのですね…
答え
のど:本の中身の綴じられた部分
ひら:表表紙のタイトル・著者名等が印刷された部分
はなぎれ:背表紙の上下についている装飾用の布
装幀列伝―本を設計する仕事人たち (平凡社新書)
臼田 捷治
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